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前期振り返り(2)

 YUCでの活動は今年で2年目。去年から温めてきた企画を含め、対面での企画が本格的に始動した半年であった。 2020年度はすべてオンライン授業であり、キャンパスには片手で数えるほどしか行く機会がなく、もちろんYUCのミーティングもすべてオンラインであった。オンラインにも良いところはもちろんあるのだが、やっぱり対面がいいなと強く思った。一度対面で話したことがあるだけで、オンラインでの話の弾み方が違う。  

 そしてついに、2021年春学期で初めてキャンパスライフを送ることができた。この半年のキャンパスライフで、私は対面の良さを改めて感じた。昼休みに都市科学部棟の104スタジオに集まってちょこっとミーティングしたり、去年オンラインでしか会わなかった友人と初対面?を果たしたり。頭を突き合わせながら、手を動かしながら1つのものを一緒に作ったり。お菓子をシェアしたりシェアしてもらったり。  


 こうしたちょっとしたことが対面の良さであり、対面“でしか”できないことなのではないだろうか。そしてこうした対面での交流をキャンパスでもっと活発にできるようにすることが、YUCの活動の一つだと思っている。  


 私は昨年に引き続き、地域とのかかわりとして「YUC-Map」をメインに活動していた。キャンパスと周辺の常盤台地域をシームレスにつなぐ「地域の便利マップ」を作ることが活動の目的である。地域の人にキャンパスへ来てもらいたいのであれば、まずはこっちから地域へ飛び出す!との考えから、地域とのつながりを重視した企画になっている。  


 このマップは地域の福祉計画の一環として、地域住民や常盤台地区に住まう学生にとって便利なマップを、そして横浜国立大学に通う学生にもっと地域の魅力を知ってもらい、地域に興味を持ってもらいたいとの地域の方々の思いから作成が始まった。YUCは学生のニーズ収集や掲載情報の選別、デザインの構成などを担当しており、またデジタルマップやSNSとの連携など、地図を中心として様々な情報がつながるような地図を作ろうと検討を重ねている。  


 地域の人にもキャンパスに来てもらう、来てもらった人と学生とで交流できる場を作る。そのきっかけとして「地図」を通して交流もできるのではないかと考えている。地図の周りに人が集まり、新しい散歩コースを開拓したり、防災マップを使って危険がないか確認したり、まだ知らないお店を見て回ったり、横国に住む動物たちを探したり…  


 地域と大学の節点の1つとして、キャンパスと周辺地域を1つにまとめた地図をまずは完成させて、今後の活動につなげていきたいと思う。  


 ほかにも、複数の地域課題実習とのコラボ企画やキャンパスをもっと有効に活用するための企画を考えているので、そっちも今後力を入れていきたい。  


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